みなさんは、コンセプトという言葉を聞いたことがありますか?クラウドファンディングで支援やプロジェクトの共感を集めるためには、コンセプトをはっきりとさせることが大切です。コンセプトがはっきりしていないと、「何をしたいプロジェクトなのか」が分かりづらく、支援が集まりづらい結果を招きます。
今回の記事では、コンセプト設計とは何かという基礎的な部分から実際にサポートに入らせていただいたプロジェクトでコンセプト設計が成功した事例についても合わせて紹介させていただきますね!
コンセプトとは何か
コンセプトとは、「誰が」「誰に」「何を」「どのように届けたいのですか?」を明確にした内容のこと。つまりは、「あなたは何を解決/実現できる人なのか」を一言で言えるように整理することです。
英会話教室の例でいうと、「誰でも身につく英会話レッスン」と提示するよりも、「1日たった5分聞くだけでビジネス会話が身につく英会話レッスン」とする方が、ターゲットがグッと絞られていきます。
「1日たった5分聞くだけでビジネス会話が身につく英会話レッスン」の例えだと、
「何を」:日たった5分聞いて身につくビジネス会話を
「どのように」:オンラインレッスンで提供する
というように誰をターゲットにした商品なのかが明確で、訴求も分かりやすくなります◎
クラウドファンディングでコンセプト設計が必要な理由
クラウドファンディングに挑戦するにあたって、一番重要ともいえるのがコンセプト設計です。コンセプト設計はどのようにページを見せるかを決める土台。
「誰が」「誰に」「何を」「どのように」届けたいのかというコンセプト設計があって、初めてプロジェクトの構成が作れ、文章の執筆ができます。
コンセプト設計が土台にあることで、支援者の共感が集まり支援に繋がるのです。
コンセプト設計の成功事例

お米を製粉からする米粉のパン屋さん。
お米の消費量減少や生産量減少などの社会的課題が解決できる側面を見せながら
生産する米粉パンの魅力や特徴、店舗の特徴を打ち出すコンセプトとしました。

アレルギーの子どもや親御さんを対象にしたイベントコンセプトに設計し、イベントの魅力や起案者さんの取り組みを打ち出すコンセプトとしました。イベント当日は初開催にも関わらず、170名ほどの集客があり地元新聞社からの取材も獲得しました。

保護者の方からのクラウドファンディング立案のご相談をいただきましたが、ページのコンセプトは、お子様2名によるプロジェクトの立ち上げとして、コンセプトの設計を行いました。ソーシャルグッドプロジェクトにも採択され、3週間の短期間で支援金額を達成されたプロジェクトです。

茨城県の食品ロス問題と設立する加工場が解決できる課題を提示したうえで、これまでの活動を訴求したコンセプトとしました。社会貢献性の高い事業としての訴求をしたため、地元新聞社やラジオ番組からの取材を獲得いたしました。
コンセプト設計をする際の注意事項
プロジェクトページに記載するコンセプトと商品・サービスのコンセプトはリンクします。そもそもの商品・サービスのコンセプトが決まりきっていないと、プロジェクトページのコンセプトも中々定まりません。
クラウドファンディングのプロジェクトページのコンセプト設計をするときには、自社商品・サービスのコンセプトをしっかりと振り返りましょう。
やもにクラウドファンディングの相談をしよう!
「クラウドファンディングをひとりでやるのは不安!」
「一緒に伴走しながらプロジェクトに望んで欲しい!」等
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