「クラウドファンディングを始めたいけど、どんなリターン品を用意すればいいか分からない…」クラウドファンディングに挑戦をする際、多くの方がリターン品の設定で悩まれます。
プロジェクトの魅力を最大限に引き出し、支援者の心を掴むためには、リターン品の設計が非常に重要です。
今回は、クラウドファンディングにおいてリターン品がなぜ重要なのかを説明した上で、リターン品の種類と設計のステップを解説していきます。
成功に繋げるためのリターン品設計のポイントを一緒に確認していきましょう!
なぜ、リターン品が重要なのか?
クラウドファンディングは、単なる資金調達の手段ではありません。プロジェクトに共感して、応援したいという気持ちを持ってくれた人から支援をもらう場所です。リターン品は、その共感や応援の気持ちに応えるための重要なもの。
魅力的なリターン品を作ることで、プロジェクトに興味を持ってもらうきっかけになり、その後の商品購買にもつながる可能性も高いです。逆に、リターン品が魅力的でないと、支援が集まりにくかったり、支援後の繋がりが続かなかったりする可能性があります。
リターン品は、プロジェクトの成功を左右する「鍵」といっても過言ではありません。
リターン品の種類と特徴
リターン品は大きく分けて、以下の3つに分けられます。
物品系のリターン品
プロジェクトに関連する商品やグッズ、サービスを提供するリターン品です。
例:完成した製品、農作物、限定グッズなど
体験系のリターン品
プロジェクトに関連する体験やイベントへの参加機会を提供するリターン品。
例:完成披露会への招待、ワークショップ参加権、限定イベントへの参加権など
プレスリリースを発行するなどして、メディアへアプローチをする機会にもなります^^
権利・特典系
プロジェクトを応援する気持ちに応える、特別な権利や特典を提供するリターン品。
例:プロジェクトの進捗レポート、お礼メッセージなど

サポートさせていただいたプロジェクトで、「オーナーツリー権」を高価格帯で用意をした結果、複数名の方から購入希望があったリターン品もありました^^
▽参考プロジェクトはこちらから▽

リターン品設計の5つのステップ
次に、リターン品を設計する際に大切にすべきポイントをご説明していきます。
1.「誰に」向けたリターン品なのかを明確にする
リターン品を設計する上で重要なことは、「誰に」届けたいのかを明確にすることです。
支援をしてもらいたいターゲット層は、どのような年齢・性別で、どんな価値観を持っているのかを考えましょう。
また、プロジェクトを支援してくれるのは、必ずしもターゲット層だけではありません。そのような人たちに向けて、どんなリターン品なら支援しやすいかを考えることも大切です。
「自分が出したいリターン品」ではなく、「支援者が喜ぶリターン品」は何なのか?を追求することが成功への第一歩です。
2.クラウドファンディング限定や特典を付ける
リターン品に「限定性」を出すことも、支援を集めるための重要なポイントです。
普段は販売していない商品をクラウドファンディング限定で販売したり、支援者限定の割引や特典を付けることで、「この機会を逃したら後悔する!」という気持ちを刺激することができます。
また、支援者だけが参加できるイベントなども、支援者の満足度を高める上で効果的です。「ここでしか手に入らない」「今しかない」という特別感を演出することで、支援者の心を掴めます。
3.成功類似プロジェクトを分析する
魅力的なリターン品を設計するためには、成功している類似プロジェクトの分析が欠かせません。
自分が立案するプロジェクトと似たようなプロジェクトで、どのようなリターン品が人気を集めているのか、どのような価格帯で設定されているのかをリサーチしましょう!
分析をした上で、自分のプロジェクトならではのオリジナリティを加え、より魅力的なリターン品を設計することが大切です。
4.支援額に応じたリターン品を設計する
幅広い価格帯のリターン品を用意することで、多くの層からの支援を期待できます。
価格設定をする際は、支援者にとって「お得感」があると思えるような金額設定であることも大切です。
例えば、低価格帯では、お礼のメッセージや進捗レポートなどの手軽なもの、中価格帯では、プロジェクトに関連するグッズや体験、高価格帯では、特別なイベントへの参加権や、製品の開発に携われる権利などを設定するのもおすすめです!
おわりに
クラウドファンディングのリターン品設計は、プロジェクトの成否を大きく左右する非常に重要な要素です。
今回の記事でご紹介したポイントを参考に、「誰に」「何を」届けたいのかを明確にし、支援者の心を掴む魅力的なリターン品を考えましょう。
リターン品の購入は単なるものやサービスの売買ではなく、支援者との繋がりを作るためのもの。プロジェクトに共感してくれた支援者が喜ぶリターン品は何か?を意識して設計してみてください^^
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「クラウドファンディングをひとりでやるのは不安!」
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