自社商品・サービスを持つ方に、おすすめしたいのがクラウドファンディングでテストマーケティングをすることです。
クラウドファンディングは資金調達以外にも活用法が多くあります。こちらの記事では、クラウドファンディングでテストマーケティングを活用する方法についてお伝えしていきます!

クラウドファンディングプロデューサー 矢野桃
「自社商品の認知を向上させたい」「ステージアップするための挑戦をしたい」と考える企業に対して、クラウドファンディングプロデューサーとして、伴走支援を行っています。会社や商品の魅力を引き出し、クラウドファンディングを活用して一歩前に進むお手伝いをしている。
そもそもテストマーケティングとは?
テストマーケティングとは、新商品やサービスを本格的に市場で販売するまえに、限定した地域や規模でテスト販売をして、購入者の反応や市場でニーズがあるのかを確認することです。
テストマーケティングの目的は、主に以下の3つです。
【テストマーケティングの目的】
1客観的なフィードバックを得られる
2市場での需要や生産量の予測
3商品やサービスのターゲットの明確化
テストマーケティングを実施すると、購入者が商品にどんな反応を持っているのかを前もって把握でき、製品の改良をできたり販売戦略を練ったりできます。

商品開発者の経験や想いや「こうしたいんだ!」という想いやビジョンは、商品の差別化や独自性につながるもので、とても重要なものです。
ですが、自分がいいと思ったものが、世の中で受け入れられるかどうかを確認する動きや、つまりは市場で求められているものやトレンドを知ることは商品・サービスを販売するときには大事な視点です。
具体的なテストマーケティングの手法
テストマーケティングをする手法は、いくつかあります。
・ポップアップや限定店舗などでのテスト販売
・製品サンプルを配布する
・イベント・マルシェでの出店
・クラウドファンディングの活用
今回の記事では、クラウドファンディングを活用したテストマーケティングについて説明していきます◎
クラウドファンディングを活用したテストマーケティングとは
クラウドファンディングを通して、商品を市場で販売し、支援者からの指示や反応を確認する手法のことをさします。製品開発に必要資金を集められるのと合わせて、市場での需要や、ターゲットを確認できます◎
スタートアップ企業や新規ビジネスを立ち上げる方にとって、クラウドファンディングはテストマーケティングと合わせて資金調達を同時に実現できる手法となります。
クラウドファンディングで確認できること
1.ターゲット/属性の確認ができる
クラウドファンディングでは、購入者の性別や年代が確認できます。購入者の属性を分析することで、商品がどの層に関心を持ってもらえているのかを知る機会になります。
2.販売価格の確認ができる
購入する方が実際に支援する価格帯を分析することで、最適な販売価格を見極められますし、価格設定が適切なのかどうかを判断できる基準にもなります。
3.購入経路の確認ができる
クラウドファンディングに挑戦するときは、様々な経路から支援を募るため、HPやInstagram、ECサイト、広告、LINEでの共有、チラシ掲載、イベント・マルシェ出店をしてプロジェクトのお知らせを出します。どの媒体から一番流入しているのかを確認できるため、今後の販売促進活動の戦略を練ることもできます。
4.購入者のコメントを確認できる
購入者からの応援コメントを通して、商品を購入した方の属性や好み、改善点を知れるので、商品の最終調整をはかれます。
クラウドファンディングでテストマーケティングするときに大事な視点
テストマーケティングの大きな目的は、購入者の反応を調査すること。
購入者からの反応が悪ければ商品の改善や生産量を制限するといった対策が得られるので、テストマーケティングすること自体に失敗はありません◎
新商品や新サービスのリリースを検討されている方は、クラウドファンディングを活用したテストマーケティングも手段の一つに入れてみてください^^
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自社でどのようにクラウドファンディングを活用できるのか、クラウドファンディングを活用してテストマーケティングをしたいと考えられる方は、ぜひ、無料の個別相談を活用してくださいね^^
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